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ひとこえ万三 11月8日 「大連立」がダメなら「政界再編」か
最近、少々のニュースでは驚かなくなった。なにしろ夏の参院選後はあきれるようなことが続く。
安倍首相が突然政権を放り出して、日本中しばらく「開いた口がふさがらない」状態になったと思ったら、その後福田首相が登場。すると今度は、自民・民主の党首会談で「大連立」の相談が始まり、うまく行きそうもないので、民主党小沢党首が辞任だ、それをまた慰留だ、と言う。
きっとアメリカあたりの圧力もあったのだろうが、民意を忘れては、いかなる談合もうまくはいかないのだ。しかし民意はやっかいで、小沢氏も簡単には引っ込みがつかない。
私はこのドサクサで「二大政党」の化けの皮がはがれ始めたと感じた。とにかく衆参のねじれ現象を解消しようとしたら、一本釣りも含めて「大連立」か「政界再編」くらいしか考えられない。
仮に総選挙で自・公が勝っても、今のままでは参院での力関係は少なくとも3年は変わらない。民意の圧力を受けたままで民主が総選挙で勝ったとしたら、もっとやりにくくなってしまうと思う人がいても不思議ではない。
「大連立」が無理なら早く総選挙をやって、どっちが勝ってもさっさと「政界再編」してしまう方が、一挙に参院での力関係も変えることができる。
こんな一石二鳥のためなら、多少の妥協など大したことではない。あとはタイミングとそれなりの理由づけがあればよい。選挙のあとに必ず次がある!
つまりどっちが勝っても、根本のところは何も変わらないのだ。しばらく止まっていた「憲法調査会」も早速動き出すという。
だからこそ、この根本の転換を図るために、憲法9条と憲法25条で一致する勢力が力を合わせる時ではないか、と私は思う。
明らかに参院選後、風向きは変わってきている。
私はこれまでも機会があると「食糧自給率と日本の安全保障」や「くらしの安心」などを語ることはあったが、これは単に「なんとかしなければ」というテーマではない。今こそこの9条と25条が、日本再生の基本方針として大きな力を発揮する時である。
総選挙は案外近いのではないか。
ところで、共産党は現実の力量に合わせて、比例区中心に戦う方針らしい。
東京新聞では色々シミュレーションまで出していたが、私のまわりでも「今度は黙って民主党に投票することになったんですね」と好意的に話しかけてくる人や「選択肢が二つしかないなんて」とちょっぴり残念がる人や色々だ。
私は共産党の代表でもないので、そんなこと言われても困惑するばかりだが、総選挙の主戦場は小選挙区制の選挙区ではないか。
その主戦場でどう戦うかを語らない方針を見て、少々拍子抜けしているのだ。
親共派とか反共派とかあるのかもしれないけれど、若い世代はきっと「でもそんなの関係ない!」と言うに違いない。
話は変わるが、老舗の看板を守らなければ、といくら思っていても、実態がともなわなければ意味がない。
古い餅や古いあんこにいつまでもこだわらず、新しい気持ちで「赤福」にも「御福餅」にも頑張ってほしいと思っている。
(これまでのひとこえは「ひとこえ万三」をどうぞ)
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