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足立区長選出馬表明、各紙報道

02年9月3日 更新

出馬表明記者会見の写真


朝日新聞(8月28日付朝刊)

来年任期満了の足立区長選
吉田元区長が立候補表明

 来年6月に任期満了となる足立区長選に、元同区長で歯科医師の吉田万三氏(54)=同区千住関屋町=が28日、無所属で立候補することを明らかにした。

 吉田氏は96年9月、旧区庁舎跡地のホテル建設反対などを訴え初当選。共産党系の区長として話題を集めたが、2度にわたる議会の不信任案可決により、約2年8ヵ月で失職。これを受けた99年6月の選挙で敗れた。

 記者会見で吉田氏は「最近の長野県知事選のニュースを見ていると、まさに私が区長だったときの足立区にそっくりだと思った。現状維持では何も変わらない。区政をくらし重視に切り替えたい。党派を超えて、幅広い層の区民と協力したい」と述べた。


毎日新聞(8月28日付朝刊)

足立区長選
前職の吉田氏立候補を表明

 来年6月の任期満了に伴う足立区長選で、前区長の吉田万三氏(54)が28日、区内で記者会見し、無所属で立候補する意向を表明した。

 歯科医師の吉田氏は96年9月、旧区庁舎跡地でのホテル建設白紙撤回などを掲げ初当選。共産・新社会党推薦という少数与党だったため議会との対立が続き、99年5月「区政を混乱させた」として不信任案を可決され失職した。出直し区長選では11万票余を獲得したが、現職の鈴木恒年区長(69)に1万8000票差で敗れた。

 出馬会見で吉田氏は「この3年間、鈴木区長は暮らしをよくしてほしいという区民の切実な要求に何ら応えようとはしなかった」と現職を批判。自身の区長時代を「経験不足で議会と激しく対立してしまい、不十分な点があった」と振り返った。

 鈴木区長は区長選への態度をまだ明らかにしていない。【奥村隆】


読売新聞(8月28日付朝刊)

来年の足立区長選
前区長が出馬表明

 来年6月19日に任期満了を迎える足立区長選に、歯科医で前区長の吉田万三氏(54)(無所属)が28日、立候補を表明した。

 吉田氏は1996年に足立区長に初当選。99年5月、区議会で不信任案が可決され、失職した。現在は、同区内の歯科診療所所長。

 吉田氏は、「区民が安心して住み続けられる町づくりのために出生率日本一、介護サービス日本一を目指す」などと4つの構想をあげ、「(当選したら)議会と力を合わせる努力をし、区政の構造を暮らし中心に切り替えたい」と話した。


都政新報(8月30日付)

来年6月の足立区長選
吉田万三前区長が出馬表明
「生活重視の区政に」と

 前足立区長の吉田万三氏(54)は28日、来年6月に行われる足立区長選挙に無党派の候補として立候補することを明らかにした。この日開いた「やさしさと夢のある足立をめざす有志の会」の記者会見の席上で表明したもので、区政全体の骨格を区民の生活面重視へと転換させることを主要スローガンとして掲げている。

 午後2時からの記者会見では、有志の会が「区民のみなさまへ」と題したアピールを発表し、鈴木現区長が公約を破っていること、生活予算を削りながらため込んだ金を再び大型事業につぎ込もうとしている等と批判。その上で区民の暮らしと安全を第一に考えてもらえる区長として吉田氏に再出馬を要請した経緯を紹介。現段階で、政党では共産党と足立区の無党派の会が推していることを明らかにした。

 吉田氏は1947年9月に目黒区で生まれ、現在は足立区の千住関屋町に在住の歯科医者。96年9月から99年6月までの約3年間にわたって区長を務めたが、ホテル建設を巡る議会サイドとの対立が激化、不信任という形で失職に追い込まれている。

 起死回生を狙っての今回の立候補で、吉田氏は「活気と輝きに満ちあふれる足立区をつくるために」と題した区長選に臨む基本姿勢を発表し、「区民生活第1の区政」を目指すとした上で、(1)福祉・環境先進自治体を目指す(2)雇用拡大に結び付く自治体としての地域経済政策の積極的な推進(3)地域の活性化の支援と住民参加を進めるための「地域予算制度」の導入の検討―など4点にわたる方針を示した。

 特に争点となる政策が示されなかったことで、記者からは「鈴木(区長)さんでも書きそうな中身」といった声が上がったが、吉田氏は「区政の体質の転換を図りたい。区民の生活面へと(政策を)転換したい」と答えるにとどまった。具体的な対策等は後に発表される選挙政策に盛り込まれる。有志の会では、他の会派にも支援を働きかけ、10月頃にも選挙運動の母体となる確認団体の設立へとこぎつけたい考えだ。


しんぶん赤旗(8月29日付東京版より)

来年の足立区長選
吉田万三氏が出馬へ抱負
区政は区民生活第一に

 吉田万三前足立区長は28日、商店街役員や会社社長、老人クラブ役員、医師、作家など幅広い区民18人が参加する「やさしさと夢のある足立区をめざす有志の会」とともに会見し、来年の足立区長選への出馬を表明しました。

 吉田氏は、ホテル建設中止をはじめ大型公共事業の見直しなど、志なかばで中断した区政改革を、「引き続き進めなければならない」と決意を表明。

 鈴木現区政について、「区民の切実な生活欲求にこたえようとせず、むしろ区民への負担を強めることばかりしている」と批判し、「いま足立区にとって必要なことは、区民生活第一の区政です」と、4点にわたる抱負をのべました。

 記者会見では、「有志の会」から公団自治会役員の足立史郎氏が経過説明。区長選をたたかう確認団体について、基本政策を策定した上で、幅広い団体、個人に支持を呼びかけ立ち上げていくとしました。

 東善寺住職の石川徳信氏が区民アピール「やさしさと夢のある足立を私たちの手で」を紹介。吉田前区長は公約を守り区民に役立つ仕事に力を入れ、区民に開かれた区政に変わったとし、「実績があり人柄もすばらしい吉田さんに、もう一度区長になってもらいたい」とのべました。

 記者会見には、日本共産党の渡辺康信都議、大島芳江区議団長、「あだち無党派の会」の、えびね久美子代表委員(足立区議)も同席しました。

吉田氏のあいさつ(要旨)

 多くの区民の皆さんのご支援を受け、再び立候補する決意を固めました。この3年間、長引く不況の中で、企業の倒産や中高年のリストラ、若者の就職難がすすみ、医療や福祉の面でも国民の負担が増える一方です。私はこのようなときだからこそ、住民の暮らしを支える区長の責任と役割は重要だと考えます。

 いまの足立区にとって必要なことは、区民生活第一の区政です。その実現のために、第一に63万区民の暮らしをまもるために全力をつくすこと、第二に心から誇りと愛着をもてるまちにするために、「水と緑」と「充実した福祉」の発信基地にする、第三に産業界をはじめ多くの区民の知恵と力を結集して、不況に負けない地域経済をつくりあげる、第四にすべての人々が助け合える地域社会をつくることです。

 活気と輝きが満ちあふれ、若者がいきいきと未来を語りあえる、やさしさと夢のある足立区をつくるためにいまこそ力をあわせましょう。


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