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掲示板に 番目のご訪問のひとこえを!
ひとこえ万三 11年5月20日 大震災・原発事故の中での区長選を終えて
私、吉田万三は、5月15日投票の足立区長選挙で残念ながら当選できませんでした。ご支持、ご支援していただいた区民の皆様をはじめ、多くの団体及び個人の方々に力不足をお詫びするとともに、あらためて厚く御礼申し上げます。
結果は、
近藤やよい 191554票
吉田万三 53731票
と、近藤現区長の圧勝となりました。私の得票は有効投票の約20%です。
今回の区長選は、東日本大震災とそれに続く福島原発での事故という大きな出来事の最中の選挙でもあり、国のあり方とともにそれぞれの住民にとっての自治体のあり方も問い直されるいい機会でした。しかし、自粛ムードや先の見えない不況の中ということもあり、区民の関心も今ひとつ盛り上がらないままに終わったという印象です。
勝ち負けはともかく、この機会にいろいろとかみ合った議論があれば、と思っていましたが、青年会議所主催の公開討論会も流れてしまいました。確かに自民・公明の厚い支持基盤をガッチリ固めれば勝ちが保障されているのに、わざわざ人前に出て、追及されたり、ボロを出したりする可能性のあることは極力避けるのが、「勝ち」を最優先するなら当然かもしれませんね。
現区長は石原都知事を真似たのか、公務優先ということで街頭にはほとんど顔を出さず、夜な夜な身内の集会をこまめに回ったとお聞きしました。
とはいえ、私が訴えた公約・政策は、必ずこれからの足立区にとって意味のある提言になったものと確信しています。
私のメインスローガンは「脱原発・子どもを守ろう」「不況と大震災に負けない元気な町を」などでした。とくに「自然エネルギーへの転換」は実際に進めようとすれば、私たちの足元から始めなくてはならないことです。
近藤区長をはじめ区長選と同時に行われた区議選でも、自民、公明、民主の区議候補で原発問題にふれた候補は誰一人いませんでした。どうも「原発問題や不況打開というテーマは、基本的には国の仕事ですから」というスタンスのようです。
政策的にも、国の政策や基本方針の枠内で、という意識が強く、「くらし・福祉・子育て支援」でも「防災」という課題でも、まず第一に自己責任が強調されますし、せいぜいその延長線上の地域での「共助」です。
私は、今回の大震災でも明らかになったように、地域社会のお互いが助け合い、支えあう力と行政の公的責任が車の両輪としてしっかり機能することが大事、という立場です。どちらかが不十分であっても、うまくいきません。
人間はいちいち他人に言われなくても、普段は自力だったり、助け合ったりしながら生きています。「自己責任」論者の特徴は、人が困った時に限って「自己責任」を言い出します。そこが違うのです。困った時は「助け合い」でしょう。
いろいろと基本的な考え方の違いはあるにしても、今後も続く放射能汚染対策や地域経済の活性化などの課題では、立場を越えて知恵を出し合わなければ、と思います。
また「認可保育園の増設」や「医療・介護の充実」など区民の切実な要求については、引き続き住民の運動と協力して実現をめざしていきたいと思います。
今、時代は動こうとしています。新しい時代に足を踏み出すのは、勇気のいることです。
「焦らず、あわてず、たじろがず」、一歩でも二歩でも足立区が良い区になるように、これからも力を合わせていきましょう。
(これまでのひとこえは「ひとこえ万三」をどうぞ)
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