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No.02388 at 2007/08/09 06:00
from ギャラン
[ Mail= DKJKL ]
最近見かけません・・・
長壁満子さん、日本国憲法擁護連合さん いかがお過ごしですか。
あれだけ投票を呼びかけたのですから 選挙後の結果についても感想を述べなければいけませんよ!
No.02380 at 2007/08/02 22:46
from まっぺん
[ Mail= redmole@m78.com ]
新聞『赤旗』の7月30日付幹部会の声明を読んで
●全選挙区立候補路線は有効なのか
比例区での共産党の得票は440万票だったそうです。前回436万より僅かに増えていますね。前々回から
漸増です。しかし、ここには書いてありませんが、選挙区での合計得票は前回の552万票から516万票へ
と36万票も減っています。共産党の「全選挙区立候補」路線は、かえって有権者の支持を遠ざけていく結果
となっているんじゃないでしょうか? 比例区においても有権者は圧倒的に民主党を押し上げ、共産党は僅か
に(約1パーセント)増えましたが、「情勢に取り残された」という印象です。
●自公追撃に共産党が果たした役割
この声明のなかで、共産党は年金や貧困問題など「すべての問題にわたって、鋭い暴露と追及という点でも、
道理ある対案の提示という点でも、日本共産党の論戦は、悪政を追いつめる少なからぬ役割を果たしました」
と、自らの成果を誇示しています。これは全くそのとおり。石原都知事に対しても共産党の追撃は最も鋭かっ
た。しかし「論戦」での追撃だけで満足していていいのでしょうか。あらゆる戦術を駆使して自公を打倒する
戦略が打ち立てられなければ意味はありません。いまの共産党にはそれがない。
●どうやって強大な党をつくるのか
この声明の終わりの方には、次のように書いてあります…「また、激動する政治に主導的に対応できるよう、
政治と理論のうえでも、また組織のうえでも、より強く大きな党をつくるために全力をあげて努力するもので
す」と。「組織のうえで」強大にするため努力するのは当たり前ですが、この中でひっかかるのが「政治と理
論のうえでも」と書いている事です。「政治と理論」のうえで弱かったと認めている事になりますが、もしか
して「全選挙区立候補路線」について再検討するという意味なのでしょうか?
●連帯しなければ組織強化は不可能
自分の党だけの単独候補を立て、その得票数の合計によって「我が党の勢力」を勘定している場合ではありま
せん。与党を打倒するための実効性のある方針が求められている。私の「四トロ同窓会二次会」掲示板で共産
党および社民党の今回の選挙戦術を厳しく糾弾している人がいます。護憲と生活防衛のために、いまやあらゆ
る勢力・個人が団結しなくてはならない、というのがその結論ですが、私もまったく同感です。直ちに総選挙
を要求し、護憲派・弱者の大同団結によって共同の候補を擁立しましょう。[参照URL = http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-07-31/2007073101_01_0.html]
No.02379 at 2007/08/02 21:05
from hiroshi
[ Mail= hokudai ]
負けたのは自民党だけか。
万三さんの板ですので、共産党について記載します。
自民党の大敗の影に隠れて目立ちませんが、共産党は40%も議席を減らしてしまったのです。
かつて二十数議席を数えた参院の共産党議席。たったの7議席になってしまったのです。
この間、執行部は責任をとろうとしません。これだけ負け続けて中央が辞任しないとは。
これでは国民の支持が上向くことは無いでしょう。
来るべき衆院選、国民の目線に立った陣立て、戦略で闘わないとますます孤立してしまいます。
確かな野党では困ります。確かな与党になって、現実的な政治勢力になって国民の幸せの実現に邁進しないと。
戦略の転換が必要な場面かと思います。
No.02377 at 2007/08/02 12:52
from まさみ
[ Mail= ki-ko ]
この掲示板のこれから
選挙が終わり、何人かの方が投稿されております。見解の違いに幾つかの違いがあっても、皆一様に共産党に対しては、好意を持っての批判(もっと良くなって欲しい)です。
この掲示板は、吉田万三さんを励まそうとの趣旨で立ち上がった掲示板です。都知事選後は、参議院選挙に向けて投稿がありました。
ebi3desさんが、今回の選挙結果を見て、党の幹部の意識が変わったとしても、今すぐ党自体が変わるようなことは考えられない。との趣旨の投稿をされていらっしゃいました。わたしはそうは考えません。わたしの友人、知人の党員の方々はそれぞれ、今の党の有り方に批判的な見解を持っているし、外から眺めていても、党員の皆様が疲弊されている様子が判ります。
イエス・マンばかりしか残らない共産党に未来はありません。党員の方達の意見や、こうしてこの掲示板に投稿する心ある方達の意見を、どうやったら党の指導部の方達に届けられるのか。この掲示板にいくら投稿しても、それでは自己満足にしか過ぎません。
今回の選挙は、自公民与党に対する審判を下す。という意味において決定的に重要な選挙でした。共産党が、我が党は自公民を追い詰める上で重要な役割を果たした。とか、全体として票は伸ばしたが議席の獲得はならなかった。とか、と能天気な総括をしている場合ではない局面だと思います。
日本において、今後多くの国民の意志に反して、二大政党の政治が行われようとしている局面なのです。「確かな野党」として多くの国民の意志を票として、議席として獲得し、政治に介入できなければ意味がありません。
この掲示板への投稿が、投稿者の単なる自己満足ではなく、共産党指導者の方達に意志を伝えていくにはどうしたら良いのでしょうか。
No.02376 at 2007/08/01 18:29
from レフと
[ Mail= left@com.jp ]
政治と選挙にもっと技術を!
レーニンという人は、「政治は技術だ!」と言ったそうですが、日本の共産党にはこういう発想が乏しいようですね。
選挙結果が判明したことを受けて、志位委員長の記者会見でのコメントや共産党幹部会の「参議院選挙の結果について」という文書が公表されましたが、日本の共産党には政治や選挙についての技術の観念が欠如していることをあらためて確認してしまいました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-07-30/2007073001_03_0.html
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-07-31/2007073101_01_0.html
共産党は今回の選挙の結果について「大きな前向きのプロセスが始まった、新しい時代が始まったといえる」(志位インタビュー)とか、「安倍内閣、自民・公明与党にきわめてきびしい審判が下されたことがきわだった特徴です。」(幹部会文書)と肯定的に評価しています。
しかし、その結果をもたらすために、自分たちが何をやったのかといえば、「日本共産党は今度の選挙において、政治論戦で、自民、公明政治を追いつめる上で、非常に重要な役割を果たしたと思っています。年金の問題、庶民大増税の問題、「政治とカネ」の問題、憲法の問題、あらゆる問題で自公政権を追いつめる上で、わが党が果たした役割は大きなものがあったと考えています。」(志位インタビュー)とか、「政治論戦で一定の役割をはたしえたことを確信しています」(幹部会文書)としか言えないように、「政治論戦」以外の政治課題は視野に入っていないようなのです。
つまり、日本の共産党とは、単に「口舌の輩」であることを自認するだけの存在なのでしょう。
民意を歪める小選挙区の導入が強行され、その下で二大政党制が定着しつつある近年の日本では、本物の政治変革を願う意識的・自覚的有権者の多くがいかにしたらこの政治局面を転換できるかと真剣に模索しています。「自民党も民主党も同じ」と十分に知りつつも、小選挙区や少定数選挙区でより効果的な投票行動を行おうと苦悩しているのです。
共産党には、そこをよく解かって欲しいと思います。
もう一度申し上げます。
「政治は技術」です!
共産党はぜひ、効果的で多くの心ある有権者が納得するような選挙戦術に転換してください。
国政選挙の度に何十億円もの浄財をムダにするのではなく、時代環境や前提条件の変化を直視した柔軟で攻勢的な選挙戦術に転換してください。
選挙期間中に一度も候補者カーの宣伝音を聞けないような選挙区候補擁立戦術をもってしては、「比例を軸に」の方針もしょせんは絵に描いたモチでしかないのです。そこをリアルに視てください。
潜在的な共産党支持者を数十万人単位で離反させているような選挙戦術に固執していては絶対にいけないのです。
No.02375 at 2007/08/01 13:47
from まっぺん
[ Mail= redmole@m78.com ]
何をもって「敗北」というのか
皆さんは「共産党が敗北した」と思っていますか? 議席の減少を「敗北」と思っているのでしょうか? 私
は「議席が減ったから敗北だった」とは思っていません。だって、得票数は増えているのですから。ここ10
年ほどの共産党の「比例区」での得票数を比較してみましょう。
1998参議院 820万 2000衆議院 672万
2001参議院 433万 2003衆議院 482万
2004参議院 436万 2005衆議院 492万
2007参議院 476万(…かな? 比例区候補の得票数を合計してみたんですけど)
http://headlines.yahoo.co.jp/specialfeature/sangiin2007/list/52/
衆・参を通してみると増減を繰り返していますね。選挙制度が途中で変わった影響や左派の後退、また衆院と
参院との違いもあるので一概にはいえませんが、参院選だけで見ると、大きく没落したあとは漸増していま
す。今回も3年前より増えていますから、得票数では「敗北」とは言えません。議席数も、前回は436万で
も4議席だったのですから、今回476万だったのに3議席に減少した責任は、まったく共産党にはありませ
ん。選挙制度の問題です。だから「議席の減少」を敗北と総括する必要は全くありません。しかし、それでも
なお「共産党は敗北した」と私は考えます。それは選挙に介入していく「主体」の敗北であるからです。
今回の劇的な自公敗北と民主党の躍進は、選挙のかなり前から予想されていました。しかし民主党が増大する
としても、共産党は「護憲」と「生活優先」の共闘を求めて介入する余地があったはずなのです。各地の実情
に合わせ、全野党共闘、社共共闘、護憲共闘などの選択肢をそれぞれの選挙区で検討していけば良かったので
す。沖縄ではそれは成功しました。しかし他の地域では、共産党はどことも共闘せず、単独候補を立てて全滅
しました。その結果、自公政府打倒の動きは「共産党と全く無関係に」進行したのです。決定的に有利な情勢
が到来したのに共産党はそこに乗る事ができず、取り残されてしまった。これは「主体の敗北」です。
No.02374 at 2007/08/01 09:08
from 溜辞灼丸の国内トOス解説
[ Mail= ABCD ]
民主党・小沢氏『総選挙はそう近くはない』
参議院で第1党の座を占めた民主党は、主に参議院での国会運営を通じて政権
担当能力をアピールしつつ、衆議院の解散・総選挙に向けた準備を進めることになる。
31日午後に支援団体・連合にお礼のあいさつに訪れた小沢代表は、「次の総選挙は
そう近くはないだろう」との見方を示したが、衆議院の解散をにらんで、早くも連携を
確認した形。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彡ミ ___ __ シナリオ通りの大連立政権なんだから、
|ヽ /| ,,,,,,,,l / / 総選挙がすぐあっては困る訳だ。
|ヽ | | ミ#・д・ミ/_/旦~~
⊥ |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| やはり選挙は国民の投票通り
凵 `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l 発表されていないようですね。(・A・#)
07.8.1 日テレ「民主党・小沢氏『総選挙はそう近くはない』」
http://www.ntv.co.jp/news/89629.html
07.5.4 NHK「中曽根氏 憲法改正へ大連立も」
中曽根元総理大臣は、東京都内で開かれた新しい憲法の制定を求める大会で
講演し、憲法改正に向けて自民党と民主党が連立政権を組むいわゆる「大連立」
や政界再編がありえるという見方を示しました。
http://www.nhk.or.jp/news/2007/05/04/k20070503000095.html
No.02373 at 2007/07/31 23:20
from まさみ
[ Mail= ki-ko ]
もっともらしいが、ちょっと判らない。
まっぺんさん、及びebi3desさんの、今回の参議院選挙結果に対する見方と評価、大変参考になり、なるほど、と読ませていただきました。
今回の選挙は歴史的に観た場合、自・公民の政治に対して、とにかく国民が「ノー」を突きつけた。民主党を全面的に支援したのではない。政治を変えたいという国民の意思が働いた結果であり、歴史的には前進である。という評価はわたしもそのとおりだと考えます。
まっぺんさんが、共産党が議席を減らした要因として、現行の選挙制度「小選挙区制」にもある、と指摘されているのはそのとおりだと思います。そもそも、「小選挙区制」とは共産党をはじめとする革新的な野党を封じ込めようとの目的で導入された選挙制度です。このような選挙制度のもとではどのような結果が出るかは予め予想されていたことで、「小選挙区制」が導入される時点では、共産党や社会党などは猛反対をしておりました。しかし、この選挙制度が導入され、幾度かの選挙を戦い、経験の中で、共産党なり社民党なりは、戦術として、ではこの困難をどう打開していくのかという具体的な提案と実行があってしかるべきだったと、わたしは考えます。国民は政治家が考えているほど馬鹿ではありあません。困難な状況の中でも、共産党なり社民党なりが、国民を味方につけ、闘っていくという姿勢を示したならば(その鋭意や努力です)、国民はそれなりの支持をしたのではないかと考えます。そこのところが、共産党の場合、あまりにも旧態依然としているのではないかとの印象を拭えないのです。各地区に絶対に候補者を立て闘うという戦術が正しいのか。共産党の場合、大企業から献金を受けていませんから、それらの経費も党費や支持者からのカンパで闘うのですから、共産党の選挙資金は他党と比較しても大変大きなものです。やはり、そういった資金についても、有効に使い、支持者に対して、支持した甲斐があったというような闘い方をする必要があるのではないでしょうか。
国民の意識や、政治的な成熟度に見合った闘いを展開するべきです。そうでなければ、今後の推移如何では、共産党は多くの国民から見放されてしまいます。
それと、ebi3desさんが、今回の選挙結果について、護憲野党が、負けた結果の責任を論じ合うのは筋違い。と投稿しておられましたが、そうでしょうか? 共産党は、今も昔も、勢いに乗って勝った時は、共産党の政策の正しさが国民に指示されたのだ。と胸を張っても、負けた選挙で反省の言葉を一度として言ったためしはありません。こういう態度こそが、民主主義の社会や国民には受け入れ難いものだということを、共産党は肝に銘じるべきです。科学的社会主義を標榜している党です。目先の勝敗でうろたえるのはみっともないですが、やはりそこはリアリズムに徹して、負けは負けとして認める。そして科学的に分析して、国民に提示する。そのような誠実な姿勢に国民は納得するのではないかと思うのですが。
No.02372 at 2007/07/31 19:06
from ebi3des
[ Mail= ebi3des@yahoo.co.jp WebSite= http://blogs.yahoo.co.jp/ebi3des ]
歴史と論理ー参院選の結果からー
今回の参院選は、自民・公明政権政党の大敗、民主党の大勝、憲法九条改悪反対を明確にして戦った共産・社民の後退という結果に終わった。その詳細は報じられている通りで敢えてここで記述するまでもないだろう。
この結果は、日本の歴史という大局的見地からはどのように評価できるのだろうか?前進であるのか、後退であるのか、変わりないのか。
この問いに対して、以下に述べるように、歴史と論理という視点からして、明確な前進であったと私は評価している。歴史の進行はきわめて論理的である。
今回の選挙でも、有権者には最初に次の選択肢があった。@自民・公明政権の現状を程度の差はあれ肯定する、A自民・公明政権の現状を程度の差はあれ否定する、B肯定も否定もしない政治的無関心。
A・トータルとして有権者は、この現状評価という選択肢に対して積極的にAを選んだ。そして次は行動に関する選択肢である。@否定の意思を具体的な投票行動で示す、A否定はするものの、「結局は何も変わらない」等の絶望感、政治不信、その他様々な理由から投票行動までには至らない。
B・ここでもトータルとして有権者は積極的に@を選んだ。投票しなかった約40パーセントの有権者の多くはAに属する人たちだろうと思われる。自民・公明政権政治の現状にノーと意志表示し、さらに投票行動でその意思を表した人たちの次の選択肢は、投票する政党・個人についてのそれである。
C・@とにかくてっとり早く自民・公明政権政治に代わる政党・個人に投票する、A自民・公明政権政治を変えるだけでなく、どのように変えるかまで踏み込んで投票する。トータルとして有権者は、@を選んだ。それは当然のことながら、最大野党の民主党への投票行動となった。それはマスコミの二大政党報道によって加速された。
しかしながら、とにもかくにも、トータルとして有権者は、自民・公明政権政治の現状を否定し、さらにこのような現状を変えたいと願い、さらに積極的に投票し、今回の結果を出したのである。そして、自民・公明政権政治の何をどのように変えるのかという選択肢を、次の選択肢として登場させるところまで歴史を動かしたのである。そう、新しい政治の「中身」を「次の選択肢」として登場させるところまで歴史を動かしたのである。
Aまで議論が深まらなかった最大の要因は、毎日、毎時間有権者に流される圧倒的な量のマスコミ報道、具体的な争点を具体的に時間と紙面を充分に取って論じることを決してしないマスコミ報道と、それを突破するに至っていない護憲派の主体的力量の到達点であることは明確である。
自分と直接的に関係ある目先の個々の結果だけに目を奪われて一喜一憂し、この大局的評価の視点を抜きにして、後退した護憲派政党内部で、「選挙で負けた総括を」とか「その責任論」とかを追及し合うのは筋違いだ。「負けた」悔しさは主体的力量の拡大と内部結束の強化いう積極的方向に向けるのが主要な側面であることを確認するのが重要である。もちろん、克服すべき様々な問題点や教訓等はあるだろうし、それは明確にしなければならないのは言うまでもないが。それとても、指導部の一言ですぐにでも徹底できるほど単純なものではないだろう。生きた個々人から成る組織なのだから。ここでも、本質的な側面(主体的力量の拡大と内部結束の強化)と非本質的な側面(内的諸問題の検討)とを区別する大局的視点が必要である。
故宮本顕治氏が「宮本顕治獄中からの手紙」のなかで、「インテリの弱さは、快適な基本生活の習性がまといついて、困難な長い条件の中で腰を据えて正面からじっくり困難を打開出来ないところにある。」と語っているが、「それなりに居心地のよい」生活のなかで、チョッとした努力ですぐに安易な結果を求める習性が知らず知らずに身に付いてきているのかも知れない。そして自分の思うような結果がでないと周り(仲間)に当たり散らす。大切なのは「おおらかな勇気」(同上)。自戒の念を込めて。
No.02371 at 2007/07/31 15:33
from まっぺん
[ Mail= redmole@m78.com ]
おや!解説者さんがここに来られるとは!
“何故、共産党を対自民党の手段として選ばなかったのか”という解説者さんの疑問に対して、私の個人的考
えを述べたいと思います。その理由はふたつに分けられます。
(1)民意を反映しない選挙制度の欠陥
投票前に私は選挙区、とくに1人区29選挙区については「自民を落とす候補に投票しよう」と書きました。
共産党は沖縄を除く28選挙区に候補を立てていますが、誰が見ても当選するはずがないのは明らかでした。
1人区のような「小選挙区制」の選挙は、企業を背景にした資金力があってメディアも利用できる大政党に有
利なのは当たり前。だから自・公を打倒する「対抗馬」としては民主党以外にはほとんど可能性が無かったの
は明らかです。1人区を見ると自民党が6、民主党が17、その他が6でした。しかも「その他6」もほとん
どが民主党との共闘によって勝ったものでした。だから1人区で共産党が勝てなかったのは選挙制度の欠陥に
よるものであって、当選できなかった責任を共産党に求めるのは検討ちがいというものでしょう。
共産党は沖縄以外の1人区に候補を立て、そこで合計113万票を獲得しました。しかしそれでもそこからの
議席はゼロなのです。もしも121議席全てが比例区であったら、計算では共産党は最低7議席をとれていた
はずです(3÷48×121=7.56)。なんという不公平な選挙制度でしょうか。今の制度は共産党に投票した百万
の声を踏みにじっているのです。また、おそらく潜在的には共産党支持層はそれ以上いた、と考えていいで
しょう。なぜなら、1人区では共産党に投票してもぜったい当選できないことは、有権者も「初めから解って
いた」からです。だから共産党支持者の一部は「自民党を落とせる候補」へ投票したと考えていいでしょう。
有権者は「誰を支持するか」とは別に「どうやったら勝てるか」を基準に投票しているのです。
(2)比例区でも伸びなかったのはなぜか
共産党が伸びなかった理由の半分は「小選挙区制度」的な1人区の制度にありますが、あとの半分は共産党に
責任がある、と私も考えます。理由のひとつはほとんどの選挙区に候補を立てた事です。ここでもたびたび議
論されてきましたが、共産党の選挙方針は、多くの有権者の意識にうまく結合できていなかった、と言わざる
を得ません。今回は、有権者の多くが「自民党ではだめだ」と考えた結果があらわれたものでした。民主党に
投票が集中した最大の理由は「民主党がいいから」ではなく「自民党への批判」であった事はアンケート調査
からも明らかです。だから、この有権者の意志をもっとも合理的に活かした選挙戦術を展開するべきだったの
です。しかし共産党がとった戦術は、有権者の「自公与党打倒」の意志を無視するものでした。
共産党は、有権者の気持ちに答えるべきでした。投票結果から見ると北海道、新潟、大分、鹿児島では、野党
側の戦術によっては自民党候補を落とせる状況にありました。東京でも二人とも落とせる可能性があった事は
すでに説明済みです。またもしかしたら大阪でもその可能性があったかもしれません。つまり自民党の議席を
あと5〜6議席減らせたかも知れないのです。大分、鹿児島では「共産党が自民党の当選を助けた」と有権者
は解釈しているでしょう。また同じ理由で有権者は、沖縄を除く1人区について「共産党は自民党に荷担して
いる」と解釈したでしょう。今回のように与野党逆転がかかった重大な選挙で共産党が取った戦術に、有権者
は不信感を抱いたのです。それが比例区の結果と結び付いたのではないでしょうか。
(3)民衆と共に歩む政党となってほしい
これに対して共産党は言うでしょう。「民主党に幻想を抱いてはいけない。所詮は自民党と同じである」と。
私もそう思います。リベラル保守に旧田中派金権人脈が結び付き、社民党の一部がそこにくっついた、中道保
守のアマルガムであり、いずれ分解していくでしょう。しかし、「だからどっちでもよい」のでしょうか?
では多くの有権者が民主党に投票したのはなぜなのでしょうか? 共産党の真意を理解できない民衆がバカな
のでしょうか? 今回の選挙は「民度の低さ」を見せたのでしょうか? 私はそうは思いません。もはや有権
者は「誰を支持するか」という単純な「代議制民主主義」の段階を超えて、「自民党打倒の手段」として民主
党を選ぶという行動に出たのです。極めて民度の高い行動だと言わねばなりません。
有権者は「変化」を望んだのです。民主党に希望があろうと無かろうと「自民党を拒否」したのです。しかし
共産党の行動は民衆が望む「変化」を阻止するものでした。「自分の望む変化=共産党躍進と関係ないから」
という理由から「民主党への変化」に消極的でした。「民主党も自民党も同じ」だから我が道を行く、という
共産党の選挙方針は、こうして有権者の意識と結合する事に失敗しました。なぜ「変化を求める民衆と共に」
行動しなかったのでしょうか? 政治は生き物です。大きな劇的変化があればこそ「次の変化」を期待できま
す。いきなり「共産党の躍進」を展望する情勢はあり得ません。「民主の躍進」という劇的変化が、次の変化
を準備するのではないでしょうか? 二月革命があったから十月革命に到達したように。
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