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No.02141 at 2007/06/15 17:58
from まっぺん
[ Mail= redmole@m78.com WebSite= http://www.red-piper.com/ ]
失礼致しました
都知事選以来、万三さん掲示板の居心地の良さに甘えてしまい
本来の主旨から逸脱する傾向に、さらに拍車を掛けてしまった事をお詫び申し上げます。
ヤマちゃんさんの提起、もっともです。
野沢さん。思想などに関する議論や質問は、今後は私の掲示板へどうぞ。[参照URL = http://6305.teacup.com/mappen/bbs]
No.02140 at 2007/06/15 17:50
from ご案内係
[ Mail= info@manzo-y.jp ]
ヤマちゃんさんの提起を契機に
「万三さんの掲示板」での主要テーマは、もっぱら都政でお願いします。
> この「掲示板」での社会主義革命論やトロツキズム論、共産党論も結構だが、
> ここで闘わせる主要なテーマとは違うのではないか。
については、しかるべき掲示板へのご誘導を、まっぺんさん、よろしく。
No.02139 at 2007/06/15 17:17
from ヤマちゃん
[ Mail= 99 ]
都議会代表質問・一般質問の傍聴を
都議会定例会議での代表質問(6月19日<火>)、一般質問(6月20日<水>)が行われる。石原知事は選挙中に票をつり上げるための様々な「反省」や「再検討・再調査」、都民福祉のための新施策を口にした。また、最近では猪瀬直樹を副知事として任命する意向を表明している。同氏を石原知事の後継者にしてゆく意図も考えられる。都議会開会日の12日には、諸団体が都政要求を持ち寄り対都運動の皮切り行動が行われたが、この日は開会行事のコンサートと知事の所信表明だけだった。
質疑のおもしろさは、代表質問・一般質問にはじまるこれからの議論だろう。
代表質問・一般質問に立つ議員と順番、テーマについては下記の都議会ホームページに近日中に掲載されるという。
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/index.htm
過日開催された「革新都政をつくる会」主催の都知事選挙総括集会にも吉田万三さんは元気な顔を見せて、今後も都政の監視と何らかの形で都政改革運動に関わっていく意思が表明された。
2年後になるかどうか分からないが、来るべきポスト石原の都知事選挙にむけて、議員は議員としての役割はあるのだろうが、市民の立場からの監視と問題提起は不可欠だ。
この「掲示板」での社会主義革命論やトロツキズム論、共産党論も結構だが、ここで闘わせる主要なテーマとは違うのではないか。
第3期石原都政はともかく動き出すので、その問題を摘出し、論議すべきだろう。都知事選挙の時にだけ都政を考えるのでなく、全国的な動きの中で常に都政に着目しているという市民グループ・運動体の存在が、都政をめぐる闘いが焦点化したときに底力を発揮する。それにしても「ポスト石原」は、それほど先ではないのだ。
No.02136 at 2007/06/15 15:58
from まっぺん
[ Mail= redmole@m78.com WebSite= http://www.red-piper.com/ ]
一国社会主義の悲劇
>少し前の「掲示板論争」でのまっぺんさんも、「帝国主義が存在する限り一国社会主義などは成り立たない、
>だから世界革命によってしか社会主義は成り立たない」という立場なのでしょうか?
野沢さんの質問に、私の理解する範囲でお答えします。
一国社会主義は、スターリンによって早くから提唱されていましたが、戦後東西冷戦構造が出来上がった時、
それに対応するものとして西側諸国との平和共存を前提とした国家建設方針として採用されました。ソ連型社
会主義「国家」建設は、スターリンによる歪んだ官僚支配体制下であったとはいえ、あそこまでよくやったと
言ってもいいと思います。
我々が「先進国革命の手本」としてきたロシア革命は、実際には、当時の明治日本にも匹敵する、極めて遅れ
た後進資本主義の帝政国家でした。それが革命後、科学技術の進歩においてはアメリカより先に有人宇宙船を
飛ばすまでに成長したのですから、様々な矛盾や限界を入れてもなお、ここまで進歩できた事は驚嘆に値する
と思います。
しかし、それでも広い国土と2億の人民の力がなくては出来なかったでしょう。そしてやがてはソ連も崩壊し
ました。一国社会主義政策がこの崩壊の重要な原因であると思います。またスターリンが振りまいた「一国社
会主義」の幻想は、ソ連ばかりでなく他の国々にも悪影響を与えました。
中国では毛沢東の「大躍進」政策は大失敗しました。カンボジア・ポルポト体制は政治的にもひどいものでし
たが、鎖国政策による「一国社会主義」でした。ビルマ型社会主義も、アルバニア社会主義も、そして北朝鮮
も、一国社会主義や自主経済を掲げて成功した例はひとつとしてありません。それは社会主義方針がそうで
あったばかりでなく、帝国主義者が妨害するからでもあります。帝国主義が存在する限り、社会主義建設は成
功しません。ぼくはそう思います。
No.02133 at 2007/06/14 22:40
from 日本国憲法擁護連合
[ Mail= united1917@msj.biglobe.ne.jp WebSite= http://navy.ap.teacup.com/union/ ]
永続革命論について
二月革命(ロシア革命)が起きると、レーニンは亡命先のスイスから帝政の崩壊によって民主主義革命は終了したとして、権力掌握に消極的なボルシェビキの国内指導部(カーメネフ、スターリンら)を批判して蜂起を主張し、帰国すると有名な四月テーゼを発表した。従来のレーニンの二段階革命論に固執した弟子たちは、レーニンの主張の急変に驚き、蜂起はブルジョアジーを革命からしり込みさせて革命を敗北に導くとして反対する中で(カーメネフとジノヴィエフは最後まで反対した)、唯一トロツキーだけがレーニンのテーゼを支持した。これによって、レーニンは革命論においては実質的にトロツキーの理論に近づき、一方トロツキーは「何をなすべきか」に示されたレーニンの組織論を受け入れて、二人の協力関係が成立しレーニンの死までその協力関係が揺らぐことはなかった。古くからのボルシェビキがしばしばトロツキーを疑惑の目で見た中で、レーニンはトロツキーこそ最良のボルシェビキであるとして、終始信頼し擁護していた。
しかし、レーニンの死後、スターリンによってレーニンとトロツキーの論争は意図的に歪曲された。トロツキーの永続革命論や世界革命論は、あたかも極左主義的、反レーニン的で農民を無視する観念的な理論であるかのように非難されてきたが、ロシア革命の中で極端な攻勢理論や革命の輸出をもくろむ革命戦争派やボルシェビキ左派などの空論家たちとレーニンとともに最も熾烈に戦ったのはトロツキーである。
永続革命論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から抜粋
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E7%B6%9A%E9%9D%A9%E5%91%BD%E8%AB%96
なお、付け加えると経済学的においてトロツキーの波動論は正確とは言い切れず、レーニン『帝国主義』がよいといえるでしょう。ただ、レーニンの後継者としてトロツキーは最高の人物だったといえるでしょう。
No.02132 at 2007/06/14 22:26
from 日本国憲法擁護連合
[ Mail= united1917@msj.biglobe.ne.jp WebSite= http://navy.ap.teacup.com/union/ ]
少し私のほうから・・・
>村岡氏が当時のトロツキスト・第四インター日本支部の機関紙『世界革命』編集員であった頃、私も共青同の
>メンバーでした。我々はほぼ同じ頃に組織を辞めたように記憶しております(村岡氏は第四インターを、私は
>共青同を)。
村岡氏は中核派から第四インターに移動した人ですが、いまではJR総連の側にいると聞きます。いずれにせよ、思想遍歴がいろいろある人のようですがあまり信用できない人だという印象があります。
日本の第四インターはフランス本部から国際除名を受けていることと、また日本の第四インターの組織分裂という状況のなかで党派として実態をだいぶ後退させていると思われます。
>村岡氏は通常の「新左翼」の極端な反共姿勢とは違った考え方をもっていることは注目してもよいと思いま
す。
>新左翼一般を「反共」というのには同意できません。
反日本共産党という言い方のほうが正確だと思います。共産主義運動は日本共産党だけではないと思いますので。
>中核派の理論(反スタ主義)では共産党は「敵」と規定とされますが、
単純な「敵」「見方」という発想ではないと思いますのでそういう書き込みはやめたほうがよろしいかと思います。わかりやすいとは思いますが・・・
>第四インター派、つまり「トロツキスト」は「反共産党」ではありません。
日本の第四インターは、社会党や共産党への潜入・加盟戦術ということが事実のようです。
>村岡さんは、中核派から第四インターに移ってからそれを学んだのではないかと思います。8年前に書いた拙>文をお読みいただければ幸いです。
そのあと、第四インターから離脱され今ではJR総連関係に出版物を出してもらっていると聞きます。
いずれにせよ、「思想性」や「理念」ではなく、利用主義で生きている感じがして印象がよくない方だと思います。
No.02131 at 2007/06/14 22:17
from 野沢さんへ
[ Mail= united1917@msj.biglobe.ne.jp WebSite= http://navy.ap.teacup.com/union/ ]
日本国憲法擁護連合
野沢さんへ。
>ありがとうございます。今すぐとはいうわけにもいきませんが、読んでみたいと思いますが、
岩波書店の文庫に「裏切られた革命」はあります。
>少し前の「掲示板論争」でのまっぺんさんも、「帝国主義が存在する限り一国社会主義などは成り立たない、>だから世界革命によってしか社会主義は成り立たない」という立場なのでしょうか?
これはトロツキーの「裏切られた革命」の主張ですが、レーニンもそういう論調の著作を出しています。
No.02130 at 2007/06/14 21:37
from まっぺん
[ Mail= redmole@m78.com WebSite= http://www.red-piper.com/ ]
野沢さんへ
村岡氏が当時のトロツキスト・第四インター日本支部の機関紙『世界革命』編集員であった頃、私も共青同の
メンバーでした。我々はほぼ同じ頃に組織を辞めたように記憶しております(村岡氏は第四インターを、私は
共青同を)。
>村岡氏は通常の「新左翼」の極端な反共姿勢とは違った考え方をもっていることは注目してもよいと思いま
す。
新左翼一般を「反共」というのには同意できません。中核派の理論(反スタ主義)では共産党は「敵」と規定
されますが、第四インター派、つまり「トロツキスト」は「反共産党」ではありません。村岡さんは、中核派
から第四インターに移ってからそれを学んだのではないかと思います。8年前に書いた拙文をお読みいただけ
れば幸いです。
No.02126 at 2007/06/14 19:58
from 日本国憲法擁護連合
[ Mail= united1917@msj.biglobe.ne.jp WebSite= http://navy.ap.teacup.com/union/ ]
hiroshiさんへ
>革命とは国民が豊かになること、幸せが実感できる世の中になることです。
非常に抽象的でよくわかりません。革命とは、政治経済的にいえば支配階級の移行をしめすものではないでしょうか?
>日本には公党といわれている政党に革命政党は3党以上あります。
これも同様です。具体的にお願いします。
革命と、政権交代・革新・刷新とは違う概念だと考えます。
>この視点で国政選挙を戦えば、与党を喜ばすような立候補はなるべく控えて、統一戦線は無理としても、共産>党の議席増大を含めて野党全体が増大する戦略が望まれます。
私は改憲という右翼側からのクーデターのような状況を阻止しなければならないと考えています。今度の参院選挙の争点は日程からしても改憲です。ですから、改憲阻止のためには共産党や社民党や9条ネット、民主の一部議員の共闘が必要だと考えています。
No.02124 at 2007/06/14 19:22
from 日本国憲法擁護連合
[ Mail= united1917@msj.biglobe.ne.jp WebSite= http://navy.ap.teacup.com/union/ ] ]
トロツキーの「裏切られた革命」を読んでください。
野沢さんや日本共産党の方々は、ソ連崩壊を考えるためにもトロツキーの「裏切られた革命」を熟考してほしいと思っています。少なくとも、トロツキーは「帝国主義の手先」ではないこと、むしろスターリンがレーニンやマルクスをいかに捻じ曲げて一国社会主義建設を強引に建設していったのかがはっきりするかと考えます。トロツキーが予想したようにスターリンが建設した一国社会主義のほうが破綻してしまったことが唯物論的現実ではないでしょうか?
また、「ロシア革命におけるトロツキーがそうであったように、自国の労働者階級と人民が、基本的には独力で、革命を維持し発展させることができない、という人民大衆の能力にたいする不信と蔑視に満ちみちた理論である。」というのは、いかにもスターリンの主張にそったすり替えにほかならず、そもそもトロツキーはレーニンの革命に賛同してボルシェビキに協力した人物です。レーニンはトロツキーを後継者にしようと手紙に残してもいます。
トロツキーの世界革命論とはトロツキー単独の主張ではなく、マルクスやレーニンも主張していた理論です。それは、ロシア一国が社会主義になったとしても国際的には帝国主義に包囲されロシア革命はつぶされてしまうだろうというもので(シベリア干渉なども例)、だからレーニンはロシア革命のあとドイツ革命・ヨーロッパ革命、帝国主義に対峙する植民地主義体制諸国の民族解放闘争に期待をよせたのです。
つまり世界帝国主義と帝国主義による植民地収奪に対峙するには、ロシア革命から世界革命への連続だと主張したのは、トロツキーだけではなくレーニンもその立場であったわけで、だからこそレーニンはトロツキーを後継者にするよう手紙にしたためたわけなのです。
しかし、トロツキーとの政治闘争に勝利したスターリンは、トロツキーを海外へ追いやりトロツキー暗殺を指令しながら、ロシア一国社会主義建設路線を掲げ、一方ではドイツ革命を敗北させロシア革命から世界革命へではなく、第一次大戦と対峙したレーニンとは違って第二次大戦へ参戦してしまう方向にひた走ってしまいます。
つまりレーニンのような帝国主義との対峙ではなく、一国社会主義建設と帝国主義戦争に加担してしまったのがスターリンだったということです。戦後の帝国主義に対する認識、姿勢もスターリンは相変わらずでした。
またハンガリー革命にいたるソ連スターリン主義の問題は、労働者階級そのものの自己解放的な闘いとしてスターリン主義的官僚主義に対峙したものとして重要でしょう。
したがって、永続革命論からみちびきだされる結論に至る歴史があるのです。
ロシア革命の事業を受けつぎ、発展させたスターリンは、じつは、「一国社会主義論」を「テコ」として、革命を他国へ「波及」させることを放棄して裏切り、国内ではあらたな「スターリン官僚」を大量に生みだし、ソ連は「腐敗した労働者国家」へと変質してしまったという指摘は間違いではないのではないでしょうか?
しかもスターリンの建設したソ連は破綻してしまったのは、トロツキーが主張していたように一国社会主義は帝国主義から国際包囲されるだろうという見解が間違いではなかったといえるのではないでしょうか?ソ連に限らず北朝鮮や中国に向けられる現状はそういうわけではないでしょうか?
そもそもトロツキーの意見とは、帝国主義が存在する限り一国社会主義などは成り立たない、だから世界革命によってしか社会主義は成り立たないという意見ですが、世界史における社会主義を考えますとトロツキーの見解が逆に証明されているような事態がソ連の崩壊以降の現代世界ではないでしょうか?
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