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万三さんの掲示板

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No.01583 at 2007/04/11 11:23
from 日本国憲法擁護連合 [ Mail= united1917@msj.biglobe.ne.jp WebSite= http://navy.ap.teacup.com/union/ ]

訂正とおわび

浅野は民主・共産とうっかり書き込みましたが、浅野は民主・社民に訂正します。失礼しました。


No.01582 at 2007/04/11 11:21
from 日本国憲法擁護連合 [ Mail= united1917@msj.biglobe.ne.jp WebSite= http://navy.ap.teacup.com/union/ ]

参院選挙をふまえて

石原は自公、浅野は民主・共産、吉田さんは共産、これが参院選挙前哨戦として行われた東京都知事選挙だったといっていいのではないでしょうか?

そこで今年の参院選で重要なテーマは、安倍がいっているように改憲決戦です。自公は、改憲を体重かけてやってきています。国民投票法案はその発端です。

そこで野党支持者の選択はどうすべきかといえば、国民投票法案に反対すること、自公民による国民投票法案提出に向けさせないこと、参院選では民主党を支持してはいけないことです。投票するなら共産党、社民党、新社会党です。

民主にいれないと自公に勝たせることになるというまことしやかな風説はでたらめで、民主の圧勝になれば、自公対立から自公民路線=大政翼賛会政治に向かわせていくことになります。

というのは、国民投票法は当初自公民で提出すると会談できめられていたが、母体の労組や市民や野党支持者のなかからも国民投票法反対が展開されはじめたたため民主は慌てて反対の「ポーズ」をとりだし参院選で勝利しようと策動してきています。

仮に自公民で通過させると、批判票が社民党や共産党に逃げていくことは明らかだからです。ようは、闘っている「ポーズ」をとることで反対派を民主党につなぎとめようということなのです。

つまり反対「姿勢」をとることで基盤の結束を固めようということです。格差社会を問題にしているのも労組受けを狙っているわけです。

しかも、国民投票法は当初自公民で提出すると会談できめた政党は民主党そのものであり、そもそも改憲のために社会党をつぶしてこしらえられた野党第一党ですから、参院選が終われば改憲策動にまっしぐらに民主党は舵をきっていくことでしょう。

参院選挙では民主党は自民党に対抗するために市民受けや、「護憲的」ポーズさえ行う場合すらありえるし、自公に対決するには民主だと宣伝されるでしょう。それこそ石原に対抗するには浅野ですという都知事選の宣伝が、今度は参院選東京選挙区で、自公に勝つには民主ですという宣伝にかわっていくのです。

民主も自民と同様の改憲勢力であることをしっかりと再認識しなおすべき段階です。民主圧勝、社・共減少では、自公民路線にしかいきません。そうなれば、改憲が発議されてしまいます。

これから審議予定の国民投票法案は、強行採決が予想されます。この後、国民投票反対という民主党のポーズにうっかりだまされて、参院選では社・共ではなく民主に投票し、民主圧勝に終われば、間違いなく「自公民」で改憲を発議してくることでしょう。

なぜなら、国民投票法は自公民で提出と会談していたほどであり、民主は改憲反対ではないからです。

なお、改憲ー九条解体にとりこむために叫ばれている「創憲」「論憲」など新しい権利が必要なら、それらは法律ですむし、そもそも幸福追求権がすべてを網羅しているので新たに憲法を変える必然は実はないのです。

また、時代が変化しただとか、「国際貢献」「テロとの闘い」という九条解体のための方便は、戦争国家化をあれこれ理屈づけにしたものにすぎず、改憲反対派を黙らようという思惑でしかありません。

憲法を変えてしまおうというウルトラ帝国主義的な動きは昔からあり、ひたすら改憲反対でいくのが正攻法です。

参院選では民主ではなく共産党や社民党に投票しなければ、社・共つぶし=自公民の大政翼賛会政治によって、再び日本は戦争ができる国になってしまうことでしょう。

大政翼賛会は小選挙区制度のなかから登場したが、第二次戦争を反省した戦後改革では小選挙区制度は改められたのに(戦後民主主義体制)、湾岸戦争後小選挙区制度が復活し(社共つぶしと自公民体制=新たな大政翼賛会)、今では「国際貢献」「テロとの闘い」がわめかれながら改憲=戦争への道が進められていることをもう一度、検証すべきでしょう。

自公に対決するには民主だとして民主に投票を考えている人は、二大政党制ではなく大政翼賛会政治に向かっていることに気づくべきでしょう。
アメリカの二大政党制やイギリスの「二大政党制」(イギリスの政権政党は社民主義政党の「イギリス労働党」です。)によって、イラク戦争は継続されていることもふせてのべておきたいと考えます。


No.01580 at 2007/04/11 10:51
from まっぺん [ Mail= redmole@m78.com WebSite= http://www.red-piper.com/ ]

黒木さん、ありがとうございます(=^^=)/

●反自公勢力は拡大している

黒木さんの反論を読んでも、あまり「批判されている」という感じがしない
のです。共産党がなぜ半減したあと倍加したかについての私の推論について
は「批判」というより、より深く掘り下げていただいた、という感じです
ね。前回の樋口候補と今回の浅野候補とは「全く同等」というより、今回の
方がより無党派市民が主体であった、という指摘には全く同意します。いず
れにしても、無党派市民層が、99年には共産党候補へ投票し、03年の時
には樋口候補へと投票先を変えた事が共産党票激減の原因であって、それは
「共産党単独」として見ると悲観的かも知れませんが、反自公の戦線構築を
目指す視点からは総合的に勢力が拡大していると考えていいと思います。

●選挙では「焦点」が重要です

また、前々回の方が前回よりも全体の投票率は良かったのに共産党三上候補
への投票(つまり共産党と無党派市民の合計票)がたった66万票しかな
かった原因は、唯一の革新が共産党だけであり、他の選択肢が無かった事
で、反自公の焦点が見えにくかった事が原因であろうと考えています。選挙
では「対決軸」が重要です。「保守対反保守」「反動対革新」「強者の論理
対弱者の権利」といった対決軸から見て、99年より03年、03年より今
回と、焦点が益々はっきりしてきています。99年では、焦点がぼやけてい
たために、乱立した多数の候補に票が分散してしまったのでしょう。当選し
た石原でさえ、今回落選した浅野候補よりも少ない得票だった事がそれをよ
く示しています。

●黒木さんの以下の指摘について

>共産党公認候補を出した前回選挙ではなく前々回の選挙を指標に
>してみると、今回の得票数は前々回並みの得票しか取れていない。

黒木さんも同意してくださったように、前々回は「共産党+無党派市民」の
合計です。それを「ほぼ共産党単独」と見られる今回と比較するのは不当で
す。前々回の66万のうち少なくとも30万以上が無党派市民票だったから
前回では36万票に減ったわけで、今回は吉田さん側には「統一戦線」的要
素がまったく無かったにもかかわらず63万票に増大したのは、「共産党票
が増大したからである」と考えていいと思います。しかも、共産党を支持す
る人々の中にさえ「勝つために浅野に入れた」人もかなりいたと思われます
から、共産党の実際の影響力は、現時点ではもう少し広いと考えてもいいと
思います。

●共産党が孤立した主体的要因

共産党の路線は、石原を批判する事で市民を革新に引き戻す事よりも「同じ
反石原の側」である浅野候補への批判の方が激しく、「浅野=石原同等」論
まで繰り出すものでした。これを「浅野派対吉田派の泥仕合」と表現する人
もいましたが、浅野派では基本的に万三さんへの批判はしてきませんでし
た。ただ、常識をわきまえない極一部の個人間による言い合いがあっただけ
です。しかし共産党の場合はトップの志位さんの「赤旗」紙上における度々
の批判を見ても、浅野叩きは「選挙戦略」として位置づけられていたと考え
られます。しかしこの路線は、浅野派よりもむしろ共産党自身を窮地に追い
つめたのではないでしょうか。

●ぬぐえない不信とは思いません

黒木さんはこの共産党の路線に対して「ぬぐいがたい不信」とおっしゃって
います。浅野応援団の中にも確かに大きな不信が起こっています。これから
まだまだ続く様々な闘いの前で革新勢力が分裂するのは残念です。しかし、
共産党は(組織論についての批判はありますが)「どこかの宗教団体」のよ
うにトップの言う事に「右へならえ」というものではないでしょう。「共産
党中央」とはどうなるか分かりませんが、こうした掲示板上で情報交換をし
あえるような方々とは様々な局面で共闘していけると信じております。い
や、是非とも共闘しなければなりません。


No.01579 at 2007/04/11 10:35
from 日本国憲法擁護連合 [ Mail= united1917@msj.biglobe.ne.jp WebSite= http://navy.ap.teacup.com/union/ ]

一都民さんへ 野党共闘をすべきでは?

>まして的確さを欠く浅野批判により選択的行動をとった革新無党派の多くに>共産党ないしは革新都政をつくる会に対してぬぐいがたい不信感を作りだし>た。

浅野批判それ自身は、不適切ではなかったといえます。確かに、「赤旗」は浅野さんが宮城県知事時代の福祉政策に対する批判を一部撤回することはありました。

しかし、浅野さんが本当に反石原の候補者として石原と対決できうる候補者にふさわしかったのかといえば、私は吉田さんのほうがふさわしかったと今でもそう認識しています。

私は、勝手連の人選がはたして正しかったのかとさえ思っているほどです。どなたかが、浅野さんは、「反戦平和」や「護憲」の候補者ではないといわれていたように、私もそのへんがきにかかります。

というのは、浅野さんは有事法制は法的根拠があるといわれ賛成されていたからです。そもそも有事法制は、地方自治体にもかかわってくる法律で、戦争発動がなされた場合、地方自治体を戦争動員体制に組み込んでいくものです。ズバリ、有事法制とは戒厳令を意味します。

つまり浅野さんが都知事の場合、都民は戦争に協力することになります。このような法律は憲法の概念では想定してはいない=想定してはならないものであって、それを法的根拠があると主張されている浅野さんは、そもそも「護憲」的姿勢ではないといえるでしょう。

また国民保護法も有事法制と一体の国家総動員体制といってよく、地方自治体が戦争に協力する仕組みがどんどん法制化されていっているわけで、後残すところ「憲法」だけとなってきているような情勢です。

このように戦争ができる国づくりと、改憲が本格的にすめられているなかで、浅野さんのような認識では到底、「護憲」や「反戦平和」や住民の平和的生存権を守れる候補者ではないのではないでしょうか?

この点、吉田さんは明確に憲法の問題をはっきりと明らかにされ、住民を戦争に動員させてはならないことを主張されています。

また浅野さんはイラク戦争についても反対と明確にうちだされてはいないようです。

確かに、東京地裁判決を重視する姿勢を浅野さんは後半戦で約束されましたが、オリンピックでも当初は明確に中止を主張されなかったのは浅野さんでした。つまり、浅野さんの姿勢と吉田さんの姿勢ははっきりと違っていたわけです。

たんに石原は傲慢な極右で、浅野さんは極右ではないにすぎず、吉田さんのような「憲法」や平和的生存権に対する認識は憲法否定の石原と同様に浅野さんも欠けていると思われます。(なお、この点の批判を知ってかしらずか、オリンピック同様浅野さんは憲法に関する認識を街頭で話題にされるようになったようです。)

したがって、的確さを欠く浅野批判とはならないはずで、このような情勢で吉田さんのようにきっぱりと批判されたことは評価すべきです。

また、憲法の問題を明確にうちだされている吉田さんの選択的行動は、革新無党派の多くにもやはり共産党・革新都政をつくる会の吉田さんでなければならないという認識が広がって、前回以上の得票を獲得したのではないでしょうか?60万票前後というのは、現在の共産党が最大展開できる支持票だと思われます。

ただ、相手陣営を攻撃すれば基盤が守られるほど簡単なものではないのも現実でずか、今回吉田さんが獲得した得票をみれば、浅野さん批判はあやまりだったとはいえないのではないでしょうか?

他方で反石原統一といって、吉田さんの切り崩しに精をだした人たちからすれば、吉田さんや共産党に対してぬぐいがたい不信感を作りだしたといえるかもしれませんが、私は共産党への働きがけが本当に熱心におこなわれてきたのだろうか?と考えてしまいます。

私は、共産党排除の考えを捨て沖縄や国立や札幌などの共闘をなぜ東京都知事選挙で実現できなかったのかを問題にしたいぐらいです。むしろ、勝手連は、共産党でものれる候補の選定をすべきだし、共産党にも働きがけるような熱心なアプローチがなされていたようではないのに、共産党が単独で候補者をたてたのが悪いような総括は慎むべきではないでしょうか?

もっとも、参院選挙をふまえて、共産党の事情によって突っ走ることがなかったのかどうかは気になるところではありますが、石原を支持した自公も参院選挙を明確ににらんでいたようです。そして浅野支援の民主・社民も同様です。

吉田さん以外、そのまんま東の効果で政党色を嫌ったことはあったでしょうが、いずれの候補も政党が前面にでていたのは選挙民がみぬいています。こうしたはっきりはない点を自省してか、最初から民主党をうちだせばよかったという声が出ているのも選挙民をなめた話だと私は考えます。

本当に石原を倒したい、倒せる情勢にあったのであれば、相手は自公支持なのですから、沖縄や国立のように共産党も含めた野党共闘で挑むべきではなかったのではないでしょうか?

共産党は候補者の選定によっては、それらを考慮できる政党であるのは、美濃部さんや大田さんなどの革新統一候補の過去や、沖縄や国立や札幌や高知や長野でわかるはなしではないでしょうか?

共産党が浅野批判を展開した点は、候補者との区別というよりも、共闘するに値する候補者ではないという本音があったからではないでしょうか?

これらを浅野支援の人たちはじっくりと考えるべきで、この場における共産党批判はあたらないと思います。

>浅野氏と石原氏が同じに見えるのはなぜなのか?

浅野さんの政策でしょう。吉田さんのように、浅野さんはオリンピックに関して明確に中止を公約されず後半で反対とうちだされてきたにすぎないものでした。

そして、浅野さんの有事法制やイラク戦争に対する姿勢と憲法に対する認識です。詳細は冒頭展開しましたので割愛します。基本的にこれでは民主党と自民党の代理戦争という感じです。

たんに石原は極右で、浅野さんはリベラルということにすぎないが、オリンピックも反対ではない民主党都議団のいをうけて浅野さんは反対だと明確にされなかったし、憲法やイラク戦争でも石原と大差はありません。

しかし浅野支援者は、こうした問題を隠蔽しながら、共産党批判―吉田切り崩しにつとめたのではないでしょうか?しかし結果は吉田さんは切り崩されなかったのですから、共産党攻撃はまとはずれです。

>また都知事に単独で当選することはあり得なくても共闘しないのは三選阻止>を絶対にしなければどれだけ日本の将来にとってマイナスであるのかという>視点がないと思います。

共闘は従来の自社公民なれあいの共産党はずし・革新自治体つぶしか、沖縄や国立のように新しい野党共闘なのかという認識で大きく違っています。統一や共闘を想定するためには、共産党を含んだ共闘でなければ現実自公に勝利できる力になりえないのは、国立や沖縄でも明らかなはずです。

日本の将来にとってマイナスかプラスかというのは立場の相違だと私は認識しますが、すくなくとも当初想定されていたような自公民による国民投票法共同提出によって改憲へまっしぐらの大政翼賛会政治は戦争への道ですからこの道だけは阻止しなくてはならない問題です。

>社民党が以前の社会党のようになるのは困難ではないでしょうか?

連合路線が改められればありえる話でしょう。ちなみにフランス社会党は一時期、共産党よりも少ない議席・少ない支持にとどまった時代もありましたが大統領選挙で勝利したり首相をだせる政党に復活しております。


No.01577 at 2007/04/11 03:51
from 一都民 [ Mail= tomin ]

これから

まして的確さを欠く浅野批判により選択的行動をとった革新無党派の多くに共産党ないしは革新都政をつくる会に対してぬぐいがたい不信感を作りだした。

的確さに欠く浅野批判がなぜ起こったのか、またぬぐいがたい不信感をつくりだしたかどうかは、不信感というよりも、どう対応していいのか分からない、浅野氏と石原氏が同じに見えるのはなぜなのか?
また都知事に単独で当選することはあり得なくても共闘しないのは三選阻止を絶対にしなければどれだけ日本の将来にとってマイナスであるのかという視点がないと思います。
社民党が以前の社会党のようになるのは困難ではないでしょうか?


No.01576 at 2007/04/11 02:14
from 日本国憲法擁護連合 [ Mail= united1917@msj.biglobe.ne.jp WebSite= http://navy.ap.teacup.com/union/ ]

黒木さんやまっぺんさんの論調をみて、自民といかに地方で闘うか

黒木さんやまっぺんさんの論調をみて思ったのですが、美濃部の革新都政と
現在を比較して考えるべきだと思います。

美濃部さんのようなはっきりとした人材でなければ、共産党や革新支持層は共闘できないのではないかと私は考えます。

しかし、美濃部さんを推進したような社会党や文化人の母体や総評などが今日解体していったなかで、首都圏の現状は「リベラル」vs「保守」ないし、新保守自由主義vsリベラルにシフトしてしまい、美濃部さんのような人材を生み出すのは難しくなっています。だからといって、私はリベラル派を支持していこうと単純に主張するのではありません。

いっとき社会党の受け皿として共産党は躍進した時期がありましたが、自民と民主の対立にシフトしていきました。なおこの傾向は現在進行であってそのまま将来も継続されるとは断言できません。ただしこの傾向は小選挙区制度によっていよいよ強まっています。そもそもこの動きそのものが社・共つぶしにほかならないわけで、じょじょに浸透してきているのが気にかかるところです。

これは、社会党が転向し解体してしまっていることに規定されているわけです。また、社民党そのものが民主党によりかかっていく傾向が地方でも顕著で、社民から無所属・民主党に鞍替えしている議員も多数存在しています。

これらは最大の労組が民主党の基盤になっていることが最大の原因のようです。こうしたなかで従来型の革新自治体の復権はなかなか難しくなっているといえます。

その証左として川崎市は民主党が第一党になっています。かつて川崎市は社・共の革新市政で社会党や共産党が強い地域でしたが、民主党に食い込まれてしまっています。これは東京でも顕著です。

そこで注目されるのが、沖縄や長野や高知や札幌や国立などでみられる新しいタイプの野党共闘という姿です。これならば、共産党もその流れに当事者としてかかわっているから東京でも実現不可能ではないと考えます。東京都の政党支持率は、野党支持者が比較して強いわけですから共闘すれば、自民党に勝てる可能性が高いのです。埼玉や神奈川などの松下政経塾系の候補者ではなく、沖縄や長野や高知や札幌や国立のような野党共闘型の候補擁立は可能だと私は考えます。

本当は社民党が従来の社会党のように復権し、フランスなどのように社民・共産で共闘して候補者をたててほしいのが私の理想ではあります。


No.01575 at 2007/04/11 00:27
from 黒木清 [ Mail= japan ]

まっぺん氏の分析を批判する

●前回なぜ共産党・革新都政をつくる会の候補者の票が減ったのか

私は共産党支持層と革新都政をつくる会支持層、言い換えれば革新無党派層の投票行動は違うと考えている。

共産党支持層の基礎票は40万前後、残りの票は革新無党派層と考えるのが合理的と思われる。共産党支持層はどんなことがことがあっても言い換えれば当選可能性がほとんど見込めなくても共産党候補に入れる層、革新無所属は状況によって投票行動を変える層と考えるべきだ。

前回の低投票率には大きく分けて3つの原因がある。

まずは革新都政をつくる会として候補者を擁立できず、共産党公認の単独候補になったこと。次に民主党の候補者選定の遅れに業を煮やした女性グループが川田悦子氏擁立を決めたとたんに樋口恵子氏の出馬宣言があったこと。最後に樋口恵子担ぎ出しの主役の民主党のうち土屋都議他約半数が石原支援にまわるという事態になったこと。

これらのことにより革新無党派層の多くはこぞって棄権にまわり、その結果都知事選全体の投票率も下がったと私は理解している。

分かりやすくいえば前回の都知事選では共産党候補は共産党の票しか取れなかったと言えるのではないか。

●前々回の革新都政をつくる会の票はどこから

前々回の都知事選は社会党の分裂と民主党結成から2年後ということで、まだ広範にあった革新無党派層の大部分を確保した結果と言えるだろう。特に民主党が鳩山邦夫という保守系の候補を推薦し、革新系候補が三上氏しかいなかったと要素が大きかったと推測できる。

なおこの時の投票率が相対的に高かったのは保守系候補が石原氏、明石氏、舛添氏、柿沢氏と乱立したことによる保守系無党派層の投票行動が高かったからと思われる。

●樋口候補と浅野候補の違い

民主党が中心となって担ぎ出した樋口氏と勝手連が主体となって担ぎ出した浅野候補には民主党が支援に立ったとはいえ大きな違いがある。浅野氏立候補表明後も民主党都連を中心とした民主党内からの候補者擁立(例えば海江田万里擁立論など)の動きがなによりの証拠である。

それに関連して今回民主党が予算案反対に回ったことも見逃せない。これは石原都政に対して反対の意思を示したということであり、今後の都政を見る上で重要な変化であろう。

日本共産党なり革新都政をつくる会は弁証法的な見方を身につけているはずなのに形而上学的な見方になっているのはなぜだろうか。

●選挙の形態に応じた選挙戦が必要

小選挙区比例代表並立制の定着により、保守系無党派にしろ革新系無党派にしろ自分の考えに近い候補に投票するという投票行動だけでなく、よりましな候補に投票するという選択的投票行動を身につけるようになった。

しかも当選者が複数出る可能性がある中選挙区ではなく、当選者が一人しかでない小選挙区制度の都知事選で日本共産党や革新都政をつくる会の批判が的確であったとしても投票行動を変えることは至難の技と言えるだろう。

まして的確さを欠く浅野批判により選択的行動をとった革新無党派の多くに共産党ないしは革新都政をつくる会に対してぬぐいがたい不信感を作りだした。

こういう状況で以前と同じように行動が組めるとはとても思えない。残念ながらこれが私の結論である。


No.01574 at 2007/04/10 21:31
from 日本国憲法擁護連合 [ Mail= united1917@msj.biglobe.ne.jp WebSite= http://navy.ap.teacup.com/union/ ]

イラク反戦運動でも大勢の若い人が参加しましたよ

松下政経塾あがりや旧民社の民主党シンパの感情を逆なでしてしまったかな?しかし、事実として民主党右派を形成しているのは、松下政経塾上がりです。「つくる会」教科書の埼玉の知事も松沢神奈川県知事もこれ系統です。松下政経塾と民社党の富士政治大学校のつながりは昔からかかわりがあります。改憲を進めているひとつのブロックは松下政経塾あがりです。

>この出身者はすべて戦争賛成、右側ですか?

はい。そうです。すべて改憲を推進している人たちです。ちなみに自民党改憲の試案には軍法会議が入っており、海外戦闘を想定するものです。つまり戦争です。彼らは、国際貢献といいかえるでしょうけど。長壁さんのご指摘にもあるように民主党右派も自民党と変わらない改憲派です。


>敵は自民公明ですか

当然でしょう。げんに、石原は自公の支持をえております。また国民投票法や改憲を掲げているのは自公です。あなたは、自公に反対ではないのですか?

>革新政党が躍進する素地は甘い上京ではないです

あなたの本心はそれをいいたいのでしょうか?私は社民と共産がしぶとく生き残ってほしいと考えているしその余地はあると主張しています。それらに反感をおもちなのは、あなたが革新政党を嫌っているからでしょう。

>若者がどれだけ石原に入れているのか。

まず得票率があがり前回より百万増加したのに、石原だけが得票減でした。
反石原は二倍得票を増やしています。これが事実です。つまり、あなたの主張はそれだけでもまゆつばです。私は、靖国参拝している若い人がいるのも知っています。これは小林&小泉効果&テレビ&「つくる会」効果ですが、他方イラク反戦運動でも若い人が大勢いました。尾行・監視している公安刑事たちはきっと反戦運動に参加する若い人たちを分断させたくて仕方がなかったことでしょう。

ひょっとして、吉田さんが渋谷で若い人たちに呼びかけていたことがあなたは気に食わなかったのかな。夕方のテレ朝のニュースでしたが、海上自衛隊が子供むけのCMで子供のうちからアピールしようと躍起になっているようですね。まるで「つくる会」みたいですね。

ちなみに吉田さんは、渋谷109前を最終日の街宣に選択しました。神奈川の人が書き込んでいましたけど「吉田って熱いよなぁ」って若い人に好感もたれてたらしいですよ。


No.01573 at 2007/04/10 19:51
from 一都民 [ Mail= tomin ]

若い人たちの共感を得られる運動を展開しましょう

松下村塾上がりという言い方自体がすべて否定しているのではないでしょうか?この出身者はすべて戦争賛成、右側ですか?一旦枠から出てゼロから皆考え直してみても良いのではないでしょうか?石原氏は軍隊が好きなのです。そんな人の三選阻止に社民と共産党が一緒には何も出来なかった現実に目を向けないでまた敵は自民公明ですか、革新政党が躍進する素地は甘い上京ではないです。若者がどれだけ石原に入れているのか。


No.01572 at 2007/04/10 18:09
from 日本国憲法擁護連合 [ Mail= united1917@msj.biglobe.ne.jp WebSite= http://navy.ap.teacup.com/union/ ]

共産攻撃・弾圧は戦争前夜に同意する。社・共つぶしは大政翼賛会運動だ

長壁さんのご指摘のとおりで、大政翼賛会政治は戦争前夜です。
帝国主義国家が戦争を決断する場合、城内平和でなければ戦争
はできません。したがって国論が二分しているようではだめで、
国際貢献、テロの闘いで、国論を一致しなくてはならないと権力者
は考えるわけです。それが国民投票法案につながっています。

こうした国政とそろって、国民保護法というなの国家総動員体制が
地方自治にも組み敷かれ、戦争国家化が着実に推進されてきています。
石原の神戸震災に関する例の発言は、まさに軍隊出動をしやすくするために
発言を繰り返したいということにほかなりません。

そのなかで、社・共つぶしのために小選挙区をしいた為政者にとって邪魔な勢力は民主党に転向せず社民党でがんばっている労組・市民、そして共産党、左翼党派です。また、沖縄や広島などの住民運動や平和運動です。ちなみに、公安警察は原水禁運動活動家たちも監視し、きっちりと尾行・盗聴・盗撮・あらゆる情報操作、そして威嚇・弾圧が行われています。権力は、運動をやめろと威嚇し続けているわけです。

ここまできてしまったのは、日本の為政者が戦争国家化をのぞんでいるからです。かれらの改憲試案では、軍法会議設置がすえられており九条解体と同様に明らかに戦争を想定しているのです。そのなかに教育基本法解体と、戦争に反対する教員たちを解雇する法案がどしどしと検討されているのです。
ちなみに、森や中川は、参院選挙で官公労をつぶすと公言しており、彼らは本格的に戦争国家化へ着手することをみせてきています。

そのため戦争をになえる国民育成のためには、現在の平和教育ではだめで「つくる会」教科書にそった靖国参拝教育を望み、石原や杉並の山田をはじめとして地方自治体から翼賛運動が展開され、したがわない教員たちは解雇処分になっています。

また沖縄ではつくる会の沖縄版のような掛け声がではじめ、日本軍によて集団自決においこまれたのではなかった論などがサンケイ新聞からわめかれるなど、為政者たちは戦争国家化と第二次大戦の風化をこしらえようと策動してきています。

ここにストップをかけるのは、松下政経塾あがりや旧民社の民主党ではなく、共産党や社民党しかありません。
また不況から拡大してきた格差社会や医療・福祉切捨て・賃金問題などの実態に対する怒りが出始めています。戦争は生活を犠牲にしてなされるのです。第二次大戦前後の生活がどんなに乏しくなっていったのか、まさに現代でも同じ構図ではないでしょうか?

こうした自公政権による戦争国家化にストップをかけ、生活を豊かにできる政治の実現は、革新政党の躍進しかないのです。
私はその意味で共産党と社民党を支持します。長壁さんの問題提起はとても重要だと考えます。


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